カテゴリー: 月例坐禅会
昨日の月例坐禅会、大阪慈眼院
今日は台風が接近しているので、マリーナでは係留しているヨットに台風対策を行った。その後で、泉佐野市の慈眼院で行っている坐禅会に参加した。暑さも過ぎて、坐禅には過ごしやすい。参加者が次々に増えて、11名となった。
趺坐の身に届くお香は甘くてかぐわしいが、むせてしまった。しかしすぐに静まる。
初めての参加者をいたわる寿明和尚様のお話は、何だか嬉しい。書院に入っている秋の花は、慈眼院で育てているとのことだ。
豪雨の中の月例坐禅会
慈眼院に着いたのは、6時半ギリギリだった。駐車場から本堂へ歩く間は、まだ大丈夫だった。鈴虫の音を耳にしながら、気持ちよく坐禅を始める。すると突然、大雨だ。本堂の中は豪雨のすさまじい音で、満たされる。突風もすごい。海の上でなくてよかった。
いつの間にか2時間がたち、皆で書院へ移ってテーブルを囲む。今日は9名の参加者だ。冷たいお茶と菓子を頂きながら自己紹介をして、寿明和尚様のお話を聞く。飼っている鈴虫が2000匹以上になって、困ったそうだ。思わず大笑いする。餌は畑で捨てるなすを与えているとのことだ。坐禅の最中の音色は、この鈴虫であったのか。
書院の脇には、秋草が籠に活けてある。10月の坐禅会は4日に決まる。
月例坐禅会へ参加する
5月10日の、慈眼院で行われた坐禅会に参加した。今月は6名の参加者だ。
今年もまた花の季節が巡ってきた。慈眼院の駐車場には鳴子ユリが群生して、一斉に咲いている。門をくぐりと右側のうっそうとした木立の間からは、大山蓮華が白く顔を見せている。近づくと一帯に、いい香りが漂っている。
寒くはなく、暑くもなく、蚊もまだ出てこない。坐禅にはまたとない季節だ。いつの間にか3時間が過ぎていた。南寿明和尚様にご案内してもらい、皆で大山蓮華を観賞する。暗がりに白く浮き上がる姿と、濃厚な香りにうっとりとする。
3月1日の月例坐禅会に参加
市民坐禅会の会場として毎月使わせて頂いているのは、泉佐野市の山際にある慈眼院だ。慈眼院は673年に、天武天皇の勅願寺として創建された泉州の最古刹である。国宝の多宝塔をはじめ、重文の金堂などの文化財でよく知られている。前住職の南揚道和尚は、仁和寺49世門跡として高名である。
坐禅会は現住職である南寿明和尚のご許可を頂いて、慈眼院の本堂で行っている。ご本尊である薬師如来像の前でじっと坐り、静寂な時間を味わう。本堂には、いつも貴いお香が満ちている。この上もない贅沢と言って良いだろう。
毎日、目の前の仕事に追われている。次々と仕事をこなしていかねばならない身の上だ。むかつくことも出てくる。ストレスもたまる一方だ。坐禅会は1ヶ月に一度ではあるが、私にとっては自分自身と向き合い、心のバランスを保つために貴重な時間だ。他の参加者との、座談も楽しみだ。座談には寿明和尚も加わっていただける。お茶を飲みながらの、肩のこらない談義だ。
12月7日の月例坐禅会に参加する
12月なのに、今日はまだそんなに寒くない。作務衣に着替えて、本堂へ向かう。本堂にはすでに、お香が焚かれているが、入り口の障子は、外気を取り入れるために開け放しておく。座布団を二枚ずつ敷き並べて参加者を待つ。
今日は九名の参加があった。終了後は皆でそろって書院に移り、お茶を頂く。部屋はストーブで、事前に暖めてある。お菓子は高野山名物の三鈷松とさざれ石だ。南寿明和尚様のお土産だ。お茶の用意も、ご自分でして下さっているようだ。お話を聞きながら、熱いお茶で暖まり、ほっとする。
一月の月例坐禅会は、第四土曜日の25日と決まった。
11月の月例坐禅会へ参加
11月9日、慈眼院で行われた月例坐禅会に行く。Fuuさんが日本へ来ているので、自動車で一緒に出かけた。日本人の奥さんと泉南市に住み、これから太極拳とカンフーを教えるという。カリフォルニアでは長年、ヨットと太極拳の先生を務めてきた。
今日の参加者は4名だ。静かに終わり、書院へ移る。書院ではお茶と菓子を頂きながら、寿明和尚様が座談に加わって下さるので嬉しい。Fuuさんは以前にも慈眼院を見学させていただいたことがある。和尚様が覚えてくれていたので、嬉しそうだ。
坐禅の時間は、忙しい1ヶ月のリセットとなるので、気持ちが良い。12月の坐禅は7日の1830時からとなる。