石垣島へシングルハンドで

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無風の御神埼沖で水浴びしながら漂うヨットを撮影、アンカリングしていなくても動きません。

夕日と雲を映す海面

夕日と雲が海面に映るほど、静かでした。

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係留艇もほとんどいない桟橋。ビジターバースは私だけ、もう1艇後ろにいるのはビジターではなく無調整で係留しているようでした。くし型桟橋がもう1本あり、そちらは大型艇が係留していました。

松下さんお元気ですか、沖縄の牧野です。なかなか行けなかった石垣島へついに行ってきました。写真が上手に配置できません、何とかなりますか?

シングルハンドでの長距離航海が目的でヨットを始めたので、先島へ行くことは念願でした。昨年はアントニオさんと二人で2度宮古島までクルージングをしましたが、悪天や台風で石垣島には行けず、今年はシングルハンドで6月に宮古島まで行きましたが、台風6号でやはり引き返すことになりました。

9月にもう一度先島へのチャレンジを計画し、台風15号が過ぎた後を狙って今回は直接石垣島までの240マイルをシングルハンドで行うことにしました。

8日の夕方5時に糸満フィッシャリーナを出発、5~6メートルの北西風でクローズリーチ、7時間は手放し帆走でした。14時間は順調でしたがその後は風が弱くなり石垣島まで機帆走となりました。

出航した夜は中秋の名月を楽しみ、9日の夕方は油を流したような海面に雲が映るのを眺め、11日は石垣島の北端平久保崎を回って無風になったので御神埼沖で水浴びをして涼をとり疲れを癒しました。

結局2日と17時間を掛けて、11日の午前10時に石垣漁港フィッシャリーナ(今年作られたばかり、10m浮き桟橋3艇分がビジター用)に到着しました。帰路は、フィリピン近海の低気圧が熱帯低気圧になりさらに成長しそうなので、伊良部島の佐良浜港で給油をして、そのまま糸満に向かい2日と9時間で帰港しました。糸満に着く前に熱低は台風16号になりました。

今回のクルージングは、「一人で長時間安全に操船を行えるのか」を目標に行いました。今までも夜間航海では貨物船と衝突しそうになり怖い目にあっています。その対策としてAIS送受信機(ClassB)を装備しました。お金がないので安く手に入れたいと色々探して「AIS-700」を船長さんの無線ショップから購入しました。これはフリーの海図表示ソフト「OpenCPN」とフリーの電子海図「CM93」をインターネットでダウンロードして使用すれば、PC上にAIS情報を表示できます。

実際の表示は20マイル位(理論値は60マイルまで可能のようです)で十分表示されますので、夜間だけでなく昼間でも船影が目に見える前に把握でき、衝突の可能性も表示できるので衝突回避には役立ちました。こちらの情報も相手船に表示されているはずなので安心感は倍増します。

自船のAIS情報が本当に相手船に表示されているのか不安だったので、竹富島近くで出会った海上保安庁の巡視船にVHFで確認したら、「表示されていますよ」と教えていただけました。

このAISがあるお陰で、安全を確認しながら短時間の睡眠を何時でもとることができました。何時間も眠ることは無理ですが、海況とあわせて判断できれば20分前後は眠れると思います。今回は5分間の睡眠を基本に、眠くなれば夜でも昼でもAISと船影を確認してすぐに眠るようにしました。

今回のクルージングの後、疲れが取れるのに2日ほどかかりました。シングルハンドは厳しいですが、達成感は大きなものがあります。これからも長距離航海に挑戦していくつもりですが、田尻までは無理かな・・・・?

 

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