Zen24でゴールデンゲートブリッジを見に行く

信天翁二世号で世界一周したときの、最初の寄港地が、サンフランシスコだった。大阪を出て、ちょうど82日目だ。不安な一夜が明けて、目の前の朝日の中に浮かび上がってきたのが、ゴールデンゲートブリッジだった。天文航法の計算が正しかったことが確認できて、その後の大きな自信となる。

その後も何度かベイエリアを訪れる機会があったが、仕事ばかりでセーリングする余裕はなかった。ようやく課題をこなしたので、きょうはZen24で一日セーリングを楽しむことにした。アラメダマリーナを出航して、ベイブリッジをくぐる。風は弱いが潮流は後からだ。アルカトラス島をタックしてかわすと、もうゴールデンゲートブリッジが目の前に現れる。他の橋と違って、風格がある。鋼材の接合には鋲を使っているのが見える。橋桁の下は潮流が渦巻いている。帰り道はサンフランシスコ側の陸地に近づこう。反流を利用しないと、とても戻れない。

持ってきたパンを食べ、ダウンタウン沿いにセーリングを続ける。6ノットは出ているが、コイトタワーとビルとのトランシットが、なかなか変化しない。ベイブリッジをくぐり、アラメダチャンネルへ戻る。すごい夕焼けが、サンフランシスコのビルを染めている。アラメダマリーナへ帰り、Zen24の片付けと水洗いをする。

おなかが減ってきたが、ホテルへ戻ることにした。、デリバリーを頼んで、部屋で夕食だ。明日は当時世話になったRayに会うために、Phoenixへいく。

IMGP3266
IMGP3282
IMGP3275
IMGP3292
IMGP3301

Related Posts

ベトナムの古い港町ホイアンへ・1

お正月休みを利用して、ベトナム中部の古い港町であるホイアンを訪ねた。旧市街が世界遺産に登録されて以来続きを読む…

亀岡の、みずのき美術館を訪問した。

楽々荘で待ち受けていたのは、とんでもなく面白い人との出会いだったが、その話はまたの機会にしよう。 旅続きを読む…

「旧暦と暮らす」を読む

「旧暦と暮らす」はヨットで世界一周した建築家、松村賢治さんの著書だ。松村さんは南太平洋教会の理事長で続きを読む…