9月
11

信天翁15・クルージング・ディンギー

レーシング・ディンギー

ディンギー・ヨットといえば、レースをするための小型ヨットという考え方が支配的です。国体やオリンピックで使用されている、究極のスポーツ的なヨットが、ディンギーだと思われています。これらのレーシング・ディンギーを操るためには、特別な体力と、厳しい訓練が必要です。
また艤装には複雑なシステムが取り入れられ、セールをコントロールするには、高度な熟練が求められます。

クルージング・ディンギー

しかしディンギーはレースだけではありません。海岸には貸しヨットがありました。琵琶湖では今でも貸しヨット屋さんがあります。貸しヨットに使われているヨットは、シンプルな艤装です。特別な体力がなくても、友人とともに楽しめました。飲み物やお弁当を積んで、デイ・クルージングへ気軽に出かけていました。
一部の人たちは、ディンギーを駆って伊豆諸島を巡り、東京、大阪から九州までもクルージングしていました。これらの航海に使用していたのが、クルージング・ディンギーです。

レーシング・ディンギーとクルージング・ディンギーとは、使う目的が全く違うので、艇の性格や艤装が異なります。しかし最近では、レーシング・ディンギーの需要しか見込めないので、クルージング・ディンギーの生産は行われていません。今では木造艇を自作して、クルージングを楽しんでいる、わずかな愛好家がいるだけとなりました。

AH15は最新のFRPテクノロジー

AH15は故横山晃が設計したY15-3を原型とした、クルージング・ディンギーです。造波抵抗が極端に少ない、最新の造船工学に基づいた設計を採用しています。ウエザーヘルムも軽く、長時間のセーリングを楽しむことができます。
ディンギー・クルージングを手軽に楽しみたいと考え、高価になる木造艇ではなく、最新のFRP技術を駆使して制作致します。

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12月
22

休業日のお知らせ

いつもお世話になりありがとうございます。
誠に勝手ながら、下記期間を休業とさせて頂きます。

冬期休業 2011年12月30日(金)~2012年01月05日(木)
臨時休業 2012年01月24日(火)~2012年01月26日(木) ※社員研修のため

ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご了承のほどお願い申し上げます。
青木ヨット・青木ボートスクール

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9月
30

AH15 デッキの木型が、ほぼ完成

AH15は、これまでのセーリング・ディンギーには見あたらないような、デッキ形状です。そのユニークさは、写真を見て頂いてもおわかりいただけるでしょう。

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5月
15

デッキの木型が、ほぼ完成

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4月
11

デッキ木型の完成間近

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1月
17

デッキの木型作りが進む

AH15のバウデッキは、バウポールを装備できるよう凹型の溝をもうけます。溝はデッキの剛性アップの役割を担います。従って木造艇のように、ビームをデッキの裏側へ設置する必要はありません。
サイドデッキのガンネル部に沿って、滑り止めのパターンを浮き出させます。ツアーセーリングを行っているときは、ハイクアウトせずにサイドデッキに腰をかけています。おしりが滑らないようにすることで、疲労を軽減できます。サイドデッキの空間は、エアータンクとなっています。チンをしたときに裏返しになりにくい位置へ、浮力が配置されています。
コックピットのフロアーは、自動排水構造としました。センターボードケースを挟んで、両側に1名ずつが体を横たえることができます。シングルハンドのツアーを敢行するときには、風上側のフロアーで休息を取りながら、長時間のセーリングを続行できます。

今春の完成を目指して、工作が進んでいます。

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12月
02

デッキ木型の製作開始

積層が終了したFRP型を反転して、正立させた。その後FRP型の内部に、デッキを形成するための木型を作り付ける。

デッキはバウセンターに、バウポールを出し入れして収納する溝を装備する。ジェネカー(クルージングスピン)を、ショートハンドで使えるようにするためだ。

コクピットは波浪が打ち込む状況でもセーリングが続行できるよう、オープントランサムとなる。

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12月
01

ハル・モールド(FRP生産型)のFRP成形完成

完成した木型の外面に、型用のゲルコートを塗布し、硬化後に特殊樹脂でグラスファイバーを積層する。

グラスファイバーの硬化を待ち、型の変形を防ぐために、補強剤をさらに積層する。

全ての積層が終了すると、樹脂を完全硬化させるために、加熱(アフターキュア)をおこなう。

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8月
18

AH15(Y-15Ⅲ)の木型が、いよいよ完成

Y-15Ⅲは故横山晃が40年間に設計した400隻から導き出した結論である。その結論とは、スピードと操船のしやすさを両立させることであった。
「スピードを第一とするレース艇は、乗りがたいほど価値が高い」ウーファ・フォックスが設計したディンギー、「ファイヤフライ」を1948年、ロンドンオリンピックで登場させたときの言葉である。その主張は長く、セーリング・ディンギー界に、大きな影響を与えた。
しかし30年後、横山晃の設計になる「シード」が登場したことによって、ウーファ・フォックスの主張は覆された。スピードと乗りやすさは両立することが、初めて実証されたのだ。相反すると考えられてきたスピードと乗りやすさは、シードからさらに磨かれて、Y-15Ⅲに結実されたのである。
その設計意図を、量産艇として実現したいと考えたのが、青木と岡本のチームである。高価になる木造艇ではなく、リーズナブルな価格で提供できるようにして、多くの方に、この乗り心地を味わっていただきたいと考えている。

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5月
12

木型の制作は最終段階

木型はFRPモールドの原型となる。設計者横山晃の意図を忠実に再現するには、1mm以内の精度が要求される。ハルの木型制作は最終段階だ。

Y-15Ⅲが持つスピード性能と保針性能を活かし、レースにもクルージングにも、その実力を発揮させたいと考えている。そのための大きな変更点は、コクピットのダブルボトム化による自動排水とバウポールの装備だ。

ダブルボトム化によって、チンからの再帆走が格段に容易となる。しかしデッキの形状と構造は原設計より複雑になる。
解決しなければならない課題はまだ多い。装備にも、周囲の方から意見を頂いた。これらの課題を解決し、横山晃が生み出した最高性能のセーリング・ディンギーをFRP量産化して市場へ提供する。それが青木の夢の一つである。

シアー部のフランジを仕上げる

シアー部のフランジを仕上げている

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4月
01

AH15(Y-15Ⅲ)の木型完成間近

木型のハルは完成した。残るのはトランサムの折り返しと、シアー部分だ。
原設計のY15は合板ダブルチャイン構造となっている。しかし繊細な設計のために、高度な木材加工と造艇技術が必要とされる。図面からは、実艇を精度高く完成させるには、アマチュアでは困難であろう。

木型のチャインのラインには、ほとんど波打がない。作成者である岡本さんの腕前もさることながら、材料である目の詰まった柾目のスプルースが、設計者横山晃が求める高い精度に、寄与しているのに違いない。FRP型の仕上がりが楽しみである。

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