ヨット Sailing
セールは風の流れを感知する巨大な触覚だ。触角を研ぎ澄ませ、風をセールに流して前進力へと変換して海上をセーリングする。風と自分とが融合し、海と一体化した太古の世界と繋がる。
練習すればだれもがその世界を味わえる。
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坐禅会 Zen meeting
無になることが、坐禅の目的ではない。自我を離れれば、過大な情報と巨大なストレスに溢れる状況下でも、冷静な判断を下すことが可能となる。それが故に3500年以上にわたり坐禅は必要とされてきた。泉佐野市の慈眼院で月例坐禅会を開催している。
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信天翁二世号
信天翁(あほうどり)二世号は青木洋がベニヤ板で自作した21フィートの小型ヨットの名前である。22歳の時に大阪石津港を出発し、太平洋、ホーン岬、大西洋、インド洋を渡り3年2か月後に帰還した。世界一周をした最小艇としてギネスブックに掲載される。
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あほうどり会
世界一周を成し遂げたヨット、信天翁二世号は現在、万博記念公園の太陽の塔の側に保存展示されている。毎年、塗装や掃除などの信天翁二世号のメンテナンス活動を行っている。
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ユーラシア航海
6万年前にアフリカを出立した我々の祖先は、当初から社会を構成し、すでに自他を意識し社会性を備えていたといえよう。そして陸路は歩き、海路はセーリングによって拡散していったのである。砂漠やブッシュを歩くよりは、危険性が少なく食料も得やすいのが海路である。定説とは異なるが、その実証を課題の一つとして沖縄、ホイアン、マラッカ、ガーレ、シャルジャ首長国、ジェノバの博物館などの実地調査を続けている。
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社会
個人を縦に切ると進化が見える。個人を横に切ると社会が見える。今西錦司の言葉である。
ダーウィンの適者生存説は広く受け入れられているが、いまだに証拠に乏しい。にもかかわらず適者生存説に基ずき、弱者の自然淘汰が社会の価値観として信奉されている。それが現代の問題に大きな影を落としているのではないだろうか。
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個人
強そうな人は実は弱い。強い主張、強い態度や自信、それらはかえって弱い自分を補おうとする働きであることが多い。
真に強い人は実はおとなしそうに見えるものだ。
愚かな人は賢く見えるように振る舞う。賢い人は愚かそうに振る舞う。
冷酷な人は思いやりが深そうに見える。温かな人はさりげない。
自分自身もそうではないかと受け止めて30,000日を生きていく。
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