機走での横着け着岸について

Q.インナーセーリング1の「機走での横着け着岸②」について質問です。⑦「もやいを取る」の説明で、前後に余裕のない場所ならビットにかけた後フネ側から1番もやいを引き、縮めてからクリートに結ぶとあります。ビットにはかけるだけで結ばずにフネ側で長さを調整し重ねて(始めに一番もやいをクリートに結んであるので)クリートに結ぶのでしょうか。又、2番もやいを持って降り、もやいの先をリングに結び、艇に戻って長さを調整しクリートに結ぶとあります。フネ側のクリートに最初に結んでおいた②番もやいの上から長さを調整しクリートに結ぶのでしょうか。

A.もやいロープの岸壁・桟橋側は、リング、ビット、クリートなどの係船金具に合わせた結び方で結びます。岸壁・桟橋側の係船金具がビットやクリートの場合は、あらかじめロープの端にボウラインノットで輪を作っておけば、金具に掛けるだけで岸壁・桟橋側を固定できると言う意味でこのような表現になっています。最初に岸壁・桟橋側のロープを固定し、フネ側でロープの長さを調整します。
また、2番もやいは岸壁・桟橋側のロープを固定した後、フネ側のクリートに最初に結んでおいた2番もやいを一度解いて、長さを調整してから改めてフネ側のクリートに結び直します。

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