船外機の冷却水が出ない、異音がする

Q:
船外機を作動させたときに「水の出」が悪くなっていましたが、
今回の朝には水が出なくなり、排出孔に針金を通してみましたが、それでも出ませんでした。

折角のレース参加でもあり、そろそろと出航しましたが、終了してバースに戻る際に、船外機を作動させて走っている内、急にボコンボコンという音に変わり・・即停止させました。
少し休ませてから、再作動させてゆっくりバースに戻ってきましたが、この時は異音は出ませんでした。
大事になる前にとご相談した次第です。

A:
エンジンの冷却水には海水を使っているため、長期間エンジンを使用しないと冷却水系統内の水分が蒸発し、塩が結晶になって冷却水通路をふさいでしまうことがあります。
この冷却水系統の塩詰りはあまりご存じない方も多いです。弊社Q&Aページに船外機冷却水の塩詰りについて掲載しておりますので、こちらもご覧下さい。
http://www.aokiyacht.com/q&a/engine/568/
ホームページにはヨット・ボート用語集もございます。是非こちらもご活用下さい。https://www.aokiyacht.com/yougo/

船外機の点検整備の為には一度船外機を陸に上げる必要がございます。
前回の上下架船底整備から約1年半経過しているようですので、この機会に上架して船底の整備と船外機の整備をされることをお奨めいたします。

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