ライフジャケットを着けるのはどんな時
Q:穏やかなときでもライフジャケットを着けなければなりませんか。嵐の時だけでよいのでは?
A:ライフジャケットは、港内から着用する必要があります。落水事故で一番多いのは、港内です。足をすべらせて落水するのです。這い上がる場所が無く、長時間泳ぐことになり、体力も尽きてしまいます。
琵琶湖で起こったヨットの転覆事故は、マリーナから1マイルというすぐ近くで起こりました。強風注意報が発令されたのは、事故が起こる約30分前でした。そして12名の乗員中、子供2名を含む5名が生存しました。5名の生存者の内、4名がライフジャケットを利用していたのです。死亡、行方不明者は全てライフジャケットを着用していませんでした。